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プロフィール
そばお まさひろ
そばお まさひろ
曽場尾 雅宏 1965(昭和40)年生まれ 愛知県春日井市出身
平成元年 早稲田大学法学部卒業
平成8年 伊万里税務署長
平成10年 国税庁を辞職
平成15年 弁護士登録
平成16年 いまり法律事務所 開設
趣味…合唱,茶道,ジョギング

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Posted by さがファンブログ事務局 at

2011年04月15日

市民に説明なしで方式転換

 平成23年4月14日付朝日新聞に,伊万里市松浦町に建設予定のごみ処理施設に関する記事がありました。

 http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001104130004

 これまで伊万里市は,焼却した灰をセメント原料にするとして,住民に説明していました。これを,急にスラグ化方式に変えました。
 
 焼却した灰は,そのままでは有毒なダイオキシンを含んでいます。そこで,灰をガラス状に固め,ダイオキシンを減らすのが「スラグ化」です。

 地元は,環境に影響の少ないスラグ化を求めていました。
 しかし,伊万里市は,これまで,セメント原料にすると決めていました。
 これを急にスラグ化に変更しました。

 住民が求めていたスラグ化に変更したとはいえ,説明もなしに,急に方式を変えてしまう伊万里市。
 いつものことですが,そもそも「市民の意見を聴く」という感覚自体ないのではないかと感じます。

 いよいよ,市議会議員選挙が間もなく始まります。
 市長に対し,市民に説明なしに方式を変えてしまった理由を追及できる議員を選ぶ必要があると思います。
  

Posted by そばお まさひろ at 13:49Comments(2)佐賀県西部広域ごみ処理施設

2010年09月21日

市民の関心が薄いことを心配します。

 伊万里市松浦町に建設される予定の「広域ごみ処理施設」について,市民の間で関心が薄いようです。

 この「広域ごみ処理施設」は,伊万里,武雄,嬉野,鹿島,有田,大町,江北,白石,太良の4市5町のごみを処理する施設です。159億円かけて,伊万里市松浦町内に建設されます。

 私は,ごみ処理施設建設自体には反対していません。私たちは,ごみを出す以上,ごみ処理施設は必要です。

 問題は,公害対策が万全なものとなっているかどうかです。
 ダイオキシン対策や,ごみ処理場から出る排水対策はどのようになっているかを,市民に十分説明すべきだと思います。

 また,ごみ処理の広域化が必要としても,「4市5町」というのは広すぎないかも問題です。太良町から伊万里までごみを運んでくるだけで,相当な費用がかかってしまいます。

 さらに,159億円という建設費は,財政赤字に悩む伊万里市にとって大きな負担です。

 市は「ごみ処理施設について,すでに市民に十分説明した」と主張しています。

 しかし,私が聞く限りでは,多くの市民はごみ処理施設のことをよく知りません。そして,ごみ処理施設のことを知ろうとする人も多くないように感じます。

 市政の重要な課題について,市民の関心が薄いことを心配します。
 みんなで十分議論して,多くの市民が納得したうえで,ごみ処理施設が建設されることを願います。
 
  

Posted by そばお まさひろ at 10:44Comments(0)佐賀県西部広域ごみ処理施設

2010年09月17日

広域ごみ処理施設に関する回答書(一部抜粋)

 伊新会は,伊万里市松浦町に建設予定の「県西部広域ごみ処理施設」の建設について,佐賀県西部広域環境 組合に対し,要望書を出しました。
 この要望書に対し,佐賀県西部広域環境 組合から回答がありました。

 回答の内容は,量が多いため,このブログで全文を紹介することができません。
 市民のみなさんの関心が高い,ダイオキシン対策の部分のみ紹介します。

(質問)どのようなダイオキシン対策や排水対策がとられているか。最終処分場から有害物質が周辺地域に広がらないようにするために,どのような対策がとられているか。

(回答)新施設の排煙・排水設備については,最新の技術動向もふまえ,各種対策方法のうち最善なものを選択するよう検討を行っております。また,現在稼働している施設においても,バグフィルターや排水処理設備を設け,国が示す環境基準を厳守するよう万全な対策を行っておられるところであり,当 組合で建設する施設も同様に万全な対策を講じた上で,自然環境,生活環境に配慮した施設整備を行うこととして事業を進めております。

 回答内容が抽象的で漠然としていると思います。
 「最新の技術動向」,「各種対策方法のうち最善なもの」,「万全な対策を講じた上」といった言葉には,内容がありません。
 また,「バグフィルター」とはどういうものか,みなさんにはおわかりでしょうか。
 焼却炉から出る煙を,フィルター(目のこまかい布)を通し,有害な灰などをフィルターの中に閉じ込めるものです。
 市民が読んでわからない用語を使うべきではないと思います。

 市民が一読してわかるような内容,具体的な対策を盛り込んだ内容で,『広報伊万里』に掲載していただきたいと思います。 
  

Posted by そばお まさひろ at 14:31Comments(5)佐賀県西部広域ごみ処理施設

2010年09月17日

全市民を対象とした説明会は開いてもらえませんでした。

 伊新会は,平成22年8月11日付で,佐賀県西部広域環境 組合(管理者:塚部芳和伊万里市長)あてに,「県西部広域ごみ処理施設」建設についての説明会を開催するよう要望書を送付しました。

 「広域ごみ処理施設」は,伊万里,武雄,鹿島,嬉野,有田,大町,江北,白石,太良のごみを処理するため,伊万里市松浦町に建設が予定されています。

 市民の中には,ダイオキシン対策等について不安を感じている人もいらっしゃいます。そこで「広域ごみ処理施設」について,全市民を対象に,市長自身が,自分の言葉で,直接説明したいただく説明会の開催を求めました。

 この要望書に対し,佐賀県西部広域環境 組合から,「回答書」が届きました。
 私たちの要望書を無視せず,回答してくださったことは,評価したいと思います。
 しかし,その回答は,

 すでに松浦町のみなさまには十分説明しているので,全市民を対象とした説明会は開催しない

 というものでした。

 私たちの要望が受け入れられず,残念です。

 伊新会は,ごみ処理施設の建設自体には反対していません。私たちは,ごみを出している以上,ごみを処理する施設は必要です。ただし,ダイオキシン対策などに不安があるから,それをわかりやすく説明してほしいというものです。

 佐賀県西部広域環境 組合の環境アセスメント方法書には,松浦町の他に,大川内町,大坪町,大川町,南波多町も環境に影響を受けると記載されています。せめて,それらの地域には説明が必要ではないでしょうか。

 回答書には,ごみ処理施設についての私たちの疑問に対する回答も記載されていました。量が多すぎて,ここでは紹介できません。
 回答内容は抽象的で漠然としています。私たちの不安を払拭するものではありません。しかし,それでも,市民に対する説明として,広報伊万里に掲載していただきたいと思います。 
  

Posted by そばお まさひろ at 14:01Comments(0)佐賀県西部広域ごみ処理施設

2010年08月15日

市長が直接市民に語りかける市政に

 伊新会は,伊万里市松浦町に建設予定のごみ処理施設について,市長自らが市民全員を対象に説明する説明会を開催することを求めた要望書を提出しました。
 この要望書提出について,西日本新聞,毎日新聞,朝日新聞等で報道されました。

 朝日新聞の取材に対し,市は「すでに松浦町の住民を対象に14回説明会を開いている。」と答えました。
 松浦町の区長に対する説明会があったことは聞いています。
 住民全員を対象とした説明会は何回行われたのでしょうか。また,その説明会が行われることを,どのように広報したのでしょうか。松浦町の住民のみなさんのうち,何人が説明をお聞きになったでしょうか。

 現代の民主主義においては,市長自らが,直接市民に対し,自分の言葉で,行政について語りかけることが求められています。
 昔のように,役所だけで決めて,市民に対しては「このように決めたのでよろしく。」と言うだけでは市民は納得しません。
 民主主義がこのように変容していることを,市は理解しておられるでしょうか。

 伊万里市を含む佐賀県西部のごみ処理については『ごみ処理広域化基本計画』という150ページほどの冊子が作成されています。佐賀県西部広域環境 組合のホームページから閲覧できます。
 http://www.eco-westsaga.or.jp/pdf/kouikikeikaku.pdf

 「説明会を求める前に,この基本計画書を読んでください。」と言われるかもしれません。
 しかし,市民に対し,150ページもの量の冊子を読めというのは,無理なことではないでしょうか。
 大量の文書を「読む」ことを求めるのは,市民に大きな負担を強いることになります。
 口頭でわかりやすく説明する必要があると思います。

 市民も,市長に対し,直接説明するよう求める必要があると思います。
 ごみ処理施設建設は,直接市民の健康にかかわることです。無関心でよいのでしょうか。
 ごみ処理施設の建設予定地は,松浦小学校や松浦保育園から1キロメートル強しか離れていません。松浦町のみなさんは,不安を感じないでしょうか。「不安だけどお上が決めたことだから仕方ない。」ということでしょうか。

環境アセスメント方法書によると,ごみ処理施設により環境に影響を受ける地域は松浦町だけではありません。大川町,大川内町,大坪町,南波多町も影響を受けると記載されています。
 http://www.eco-westsaga.or.jp/pdf/asesuhouhousyogaiyouban.pdf

 要望書では,市長自らによる市民に対する説明会を開催するかどうかの回答期限を9月10日に設定しました。
 市の前向きな回答を期待します。
  

Posted by そばお まさひろ at 18:15Comments(0)佐賀県西部広域ごみ処理施設

2010年08月11日

松浦町ごみ処理施設建設に関する説明会開催を求める要望書

 本日,下記の要望書を内容証明郵便で送付しました。
 私たちはごみを出す以上,ごみ処理施設は必要です。建設に反対するものではありません。ただし,市民への説明が不十分です。
 市長自らが,市民全員を対象に,自分の言葉で説明する説明会を開催することが必要だと思います。

                  平成22年8月11日
〒848-0027
佐賀県伊万里市立花町1542-24
佐賀県西部広域環境 組合
管理者 塚部芳和 様


                        〒848-0047
                        佐賀県伊万里市伊万里町甲254
                        伊新会代表 曽場尾雅宏     
      

      県西部広域ごみ処理施設建設に関する説明会の開催を求める要望書
 冠省 現在,貴組合において,伊万里市松浦町内に広域ごみ処理施設を建設する計画が進められています。
 地元松浦町のみならず伊万里市全域の市民が次のような疑問を持っています。
① なぜごみ処理の広域化を進める必要があるのか。
② 広域ごみ処理施設のごみ処理量は4市5町のごみ排出量に比して巨大過ぎないか。ごみのリサイクルや生ゴミの堆肥化によりごみの量を減らすことはできないか。
③ どのようなダイオキシン対策や排水対策がとられているか。最終処分場から有害物質が周辺地域に広がらないようにするために,どのような対策がとられているか。
④ 建設費はいくらかかるか。そのうち伊万里市の負担額はいくらか。
⑤ 建設後の伊万里市の費用負担はどのように定められているか。
⑥ 太良町等遠方からのごみ輸送のためのコストや二酸化炭素排出量はどのくらいか。
 貴組合においては,すでに「松浦町広域ごみ処理施設建設対策協議会」等に対し,説明会を開催しておられます。
 しかし,市民の不安を払拭するためには,同協議会だけでなく市民全員を対象に,組合管理者が自らの言葉で市民の疑問に答える説明会を開催することが不可欠です。
 早期に管理者自らによる説明会を開催することを要望します。説明会においては,上記の市民の疑問におこたえいただくようお願いします。
 なお,管理者自らによる市民に対する説明会を開催するかどうかについてのお考えを,平成22年9月10日までにご回答いただければ幸いです。
 まずは書中にてお願いまで。    草々
  

Posted by そばお まさひろ at 19:21Comments(0)佐賀県西部広域ごみ処理施設

2010年07月12日

伊万里市松浦町のごみ処理施設

 伊万里市松浦町に,佐賀県西部のごみを処理する施設をつくる計画があります。
 武雄,鹿島,嬉野,伊万里の4市と,有田,大町,江北,白石,太良の5町のごみを,松浦町に集めようというものです。
 平成24年着工,平成27年に稼働する計画です。

 松浦町のみなさんは,この広域ごみ処理施設がどのようなものか,わかりやすく説明を受けたでしょうか。
 先月,伊万里市が,「松浦町広域ごみ処理施設建設対策協議会」に対し,「セメント原料化システム」という処理システムを採用することを説明しました。
 この協議会から,松浦町のみなさんに対し,説明がなされたでしょうか。

 市民のみなさんは,次のような疑問が浮かびませんか。 

 なぜ広域処理が必要なのか?
 新ごみ処理施設から出るダイオキシンや排水は,住民にどのような影響があるか?
 現在の4市5町のごみはどのくらいの量か?新しくできる施設の処理量は1日何トンか?
 はちがめプランのような生ゴミ処理システムや,リサイクルにより,ごみの量を減らすことはできないか?

 松浦町のみなさんにとって,直接,影響がある問題です。
 市まかせ,協議会まかせにせず,住民のみなさん一人一人が真剣に考えてみましょう。
 市に対し,市民全員に説明するよう求めましょう。

 私は,「広域ごみ処理施設建設に反対しましょう。」と呼びかけているのではありません。
 「全市民にわかるように説明してほしいと市に要望しましょう。」と呼びかけています。
 また,「ごみ処理施設について,私たち自身が調べてみましょう。」と呼びかけています。
 
 統合病院問題では,意見を言っても,「すでに決まったこと。今さら遅い。」と言われました。
 広域ごみ処理施設については,「今さら遅い。」と言われないよう,今から,説明会を求めましょう。 
 
  

Posted by そばお まさひろ at 10:00Comments(9)佐賀県西部広域ごみ処理施設